童画の似合うツールやアイテムはどんなものがあるでしょう。
「童画とは、純粋、素朴、美しい心、人間らしい存在……こうした人間の透き通った心の世界を表現した美術の分野」と言われていますが、やはりその絵が、見る人の心を癒してくれたり、優しい気持ちにさせてくれるように思われます。
子どもたちが大好きな絵本の世界では、そうして描かれた絵がたくさん見られますし、大人になってからも絵本好きな人が多いのは、童画などが持っている優しいイメージがいつまでも愛されているからでしょう。
「童画」が活かされる場面とはどんなときでしょうか。童画表現はあまり早急な欲望を満たしませんし、派手な立ち振る舞いも得意としていませんので、どちらかというと、じっくりゆっくり浸透するようなメディアに合うのかもしれませんね。
アトリエ銀穂で発行した作品集「杉田幸子の描き続けた動画〜絵は生きるよろこび」に掲載されている童画の中からいくつかの見本をご覧ください。
左:童画をあしらった告知ポスター 右:童画を使ったオリジナル紙袋
左:童画をビジュアルにしたオープンチラシ 右:作品展などの案内ポストカード
左:本の表紙にはたくさん採用されています。
※そのほかにもいろいろな用途に使用出来ます。